<投資>ニコンの株価は?キャノンのライバル、ニコンの株価を調べてみた!

こんにちは!投資大好きな美容師のピッピさんです!

 

先日公開した記事の『かつて高配当株だったキヤノンの株価は?』の記事を書いた後に

カメラ業界の二大巨頭『ニコン』も上場しているので気になっていたので調べてみました。

 

キヤノンの株についての記事はこちら

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ピッピさん

私が撮影で使っているのはデジタル一眼レフのD750です!

旧式ですが、スタイル撮影には十分な性能のカメラです。

 

 

ニコンはどんな企業なのか?

 

 

ニコンの企業解説

 

ニコンで最も有名なのはカメラの製品開発と販売でしょう

その他に双眼鏡や医療や研究の現場でも使われる顕微鏡、星空を観察する望遠鏡などの光学機器において世界でもトップクラスのシェアを誇っています。

 

NASAで宇宙で使用されるカメラはニコンを採用しており、過酷な環境でも正常に動作する堅牢な製品が多いのが特徴です。

 

 

ニコンの主な事業

 

映像事業

ニコンと言えばデジタルカメラです

かつては一眼レフカメラが主力でしたが、現在はミラーレス一眼レフカメラに力を入れています。

 

その他の製品に

  • カメラ用のレンズ
  • 双眼鏡
  • ゴルフの距離測定器

なども販売しています。

 

精機事業

 

IOTやAI技術の核となる半導体の製造をしています。

4K,8Kのテレビやモニターに使用されるパネルを製造するスキャナーなどを製造しています。

 

ヘルスケア事業

 

顕微鏡や再生医療に使用される精密機器を製造しています。

ニコンはかつてより光学機器を開発しており、培ってきたノウハウはより小さなものを高解像度で精密に見れる機器が必要とされる医療用の機械を製造し、医療の発展に努めています。

 

コンポネート事業

 

宇宙開発に必要な機械部品やロボットに必要な部品を製造しています。

人工衛星『あかつき』に使用されているカメラや光学計はニコンの製品です!

 

デジタルマニュファクチャリング事業

 

航空機や自動車の製造にや開発に必要な測定器を開発製造しています。

  • X線/CT検査装置
  • ボディーの測定器
  • 電子部品の測定器
  • 測量計

等幅広く事業展開しています。

 

ニコンの業績

 

業績の推移

 

年度 売上高 営業利益 経常利益 純利益
2020年3月期 591,012 6,751 7,693
2021年3月期 451,223 -56,241 -34,497
2022年3月期 539,612 49,934 42,679
2023年3月期 628,105 54,908 44,944
2024年3月期予想 670,000 43,000 35,000

 

2021年は新型コロナウイルスの影響によってニコンは大きく業績を落としています。

これまで売り上げの主力であったデジタルカメラの事業が、スマートフォンの発達により売り上げが低下していたのに加えて、東京オリンピックの開催延期による、カメラ販売の売り上げが期待できなかったのが業績低下の原因です。

 

2023年にはかなり業績は回復しています。

業績回復の要因は円安による製品の輸出による利益が大きくなっていることが影響しています。

半導体不足が解消されれば更に業績は回復しそうです。

 

2023年8月8日に第一四半期の決算発表がありましたが

  • 売上高は8.6%増収
  • 営業利益78%減
  • 純利益78%減

と言う発表になっています

 

ピッピさん
大幅な減益になっているので、下方修正が出たり場合によっては配当金の減配の可能性も出てきました…

セグメント別の業績

映像事業 精機事業 ヘルスケア事業 コンポーネント事業 デジタルマニフェクチャリング事業 その他 合計
売り上げ収益合計 74897 37372 25359 10070 12010 19656 179364

 

 

ニコンの株価指標

 

 

株価指標

 

  • 株価…1841.5円
  • PER…14.68倍
  • PBR…1.04倍
  • ROE…7.40
  • ROA…?%
  • EPS…125.46円
  • 自己資本比率…58.55%
  • 配当金…50円
  • 配当利回り…2.44%

 

PERとPBRでみた株価としては現在は割安の水準です。

自己資本比率も50%を超えていて悪くありません。

 

しかし、8月8日の第一四半期の決算報告は取引が終了した後には発表されていますので

9日以降は売りが先行して株価は下がると予想されます。

 

配当利回りも2%台ですので、

ライバルのキヤノンと比べて今投資する対象にはなりにくいでしょう。

 

ピッピさん

今年に入り株価は日経平均のトレンドに合わせて上昇していたので

購入するとすれば株価が下がり、1300円台に下がれば投資対象になると考えています。

 

今回のまとめ

 

 

 

ニコンはカメラ事業以外に

  • 映像事業
  • 精機事業
  • ヘルスケア事業
  • コンポートメント事業
  • デジタルマニフェクチャリング事業

を展開している。

 

業績は2021年度は大幅な減益発表をして株価が急落していいましたが

2022年、2023年と業績を上げてきて

最新決算では増収減益となっています。

 

株価は割安水準となっていますが大幅な減益発表がありましたので、

今は株を買うタイミングではないと判断

株価が下がって1300円台になれば購入を検討してもいいかと思います。

 

ニコンの企業を調べるとキャノンと事業展開が異なってきているのがわかりました。

 

ニコンは精密機器の技術を伸ばしていき

キヤノンは映像技術とIT事業を伸ばし、新たな分野に事業展開していく

 

両者異なった企業に今後はなっていきそうです。

 

 

今回の記事はここまでです。

今後も投資に関する記事を書いていきますのでよろしくお願いします!

 

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