<投資>かつて高配当株の筆頭だったキヤノンの現在の業績は?

  • 2023年7月26日
  • 投資
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こんにちは!投資大好きな美容師ピッピさんです!

 

5年程前に高配当株と言われていたキヤノン(Canonn)

美容師と言う仕事上カメラはよく使いますので私たち美容師には馴染みのある企業です。

 

ピッピさん
とは言いつつ私の愛用している一眼レフカメラはニコンです…

現在は東証や海外投資家の声を反映して株主還元に積極的になっている企業が多く

2023年7月25日の段階で配当利回り5%を超えている銘柄は61銘柄あります。

 

そのような状況の中キヤノンの配当利回りや業績はいったいどうなっているのか?

気になったので調べてみました。

 

キヤノンはどんな企業?

キヤノンの事業

カメラや印刷用のプリンターの製造販売のイメージがありますが、医療機器や医療分野でのIOTまで開発する企業となっています。

 

主な事業は

  1. キヤノン製品事業
  2. ITソリューション事業

の二つから成り立っております。

 

キャノン製品事業

 

私たちが身近に触れているものは

  • デジタルカメラ
  • プリンター

でありますが、他にも

  • 商業用印刷機
  • 医療用電子カルテ
  • 遠隔地の医師と医療機関をつなぐ医用画像クラウドサービス

も製造販売しています。

ピッピさん

キヤノンと言えばこちらのイメージです!

私たちの生活に身近な物は製品開発事業です。

 

 

ITソリューション事業

 

ITソリューション事業は

  • ネットワークシステムの開発
  • サイバーセキュリティー
  • 企業間の資料や情報の連携のためのクラウドサービス
  • ネットワークインフラの構築

といったデジタル社会に対応した、主に企業や個人事業主向けのシステムを開発しています。

 

ピッピさん
Canonはとても難しい分野まで事業を拡大して、ただのカメラ屋さんではなくなっています。

キヤノンの業績

 

業績の推移

売上高 営業利益 純利益
2019年12月連結 3兆5932億 1744億2000万 1249億6400万
2020年12月連結 3兆1602億 1105億4700万 833億1800万
2021年12月連結 3兆5133億 2819億1800万 2147億1800万
2022年12月連結 4兆314億 3533億9900万 2439億6100万
2023年12月予想 4兆3130億 3800億 2850億

過去五年間でキヤノンは業績を多く伸ばしています。

2020年に大きく減益したのは新型のコロナウイルスによる影響のよる、

デジカメの売り上げ減少

オフィス機器の売り上げ減少

半導体不足

が主な原因でした。

 

しかし、2021年以降はコロナ以前より業績が回復しており

今期の純利益はコロナ前である2019年の約2倍似なる見通しです。

 

ピッピさん
キヤノンは他の銘柄に隠れていましたが、上手く事業規模を拡大して増収増益してます

 

配当利回りの推移

2019年年間配当 160円
2020年年間配当 80円
2021年年間配当 100円
2022年年間配当 120円
2023年年間配当 120~140円

2020年以前は非減配、増配銘柄として30年連続で記録を更新していましたが

2019年に大幅減配をしたことが印象い強く残っています。

しかし、最近の業績は増収増益が続いており配当性向50%の方針ですので今後着実に配当金が伸びていく可能性があります。

 

ピッピさん

かつてより株主還元に積極的な企業でしたので現在の株価で購入しても利回りが3.5%あるので

増配によって4%、5%に増配して高配当銘柄に返り咲く期待が持てます。

 

 

キャノンは今後どうなっていくのか?

キヤノンの今後の予想

 

キヤノンはかつてより事業の主軸であったカメラや、印刷機器のみならず、IT企業として成長していく見込みが出てきました。

これまでの事業のみでは今後の需給に対して業績が伸び悩む可能性があるので、新たな分野に進出して事業拡大を上手くできています。

 

今後はITソリューション事業に力を入れていくようでセグメント別にみてもカメラ、印刷の部門よりも、こちらの方が伸び率が高くなっています。

 

日本の巨大企業キャノンは今後復活を果たしかつての栄光を取り戻して行けそうです。

キヤノンの中期経営計画

 

キヤノンの中期経営計画には

2025年目標として

  • 売上高 4兆5000億円以上
  • 営業利益率 12%以上
  • 純利益率 8%以上
  • 株主資本比率 65%以上

を掲げています。

 

他の業態と比べて、売上高に対して利益率が低くいのが気になっていましたが、こんごのITソリューション事業の拡大によって原価のコストがかかる製造部門よりコストのかからないIT事業の特徴である高い利益率を出せる企業に変わっていくでしょう。

 

まとめ

 

キヤノンはこの記事を書くまでノーマークの企業でしたが今回記事を書くために調べたところ、非常に投資妙味のある企業だと思いました。

良いと思った点は

  1. 業績が着実に回復している…純利益はコロナ前の2倍
  2. 新たな分野に挑戦して事業拡大を上手くできている…ITソリューション事業の成長
  3. かつてからの株主還元姿勢で今後増配もありうる…コロナ前は30年以上非減配、連続増配企業
  4. 利益率の改善で、安定した利益を上げれる事業展開にシフトしている

 

現在の株価は3760円となっていていますがPER10倍台なのでまだ割安と判断できます。

今後は単元未満株で積み立てるように購入していき、高配当ポートフォリオに入れていける銘柄であると判断しました!

 

今後も投資に関する情報を記事にしていきますので、よろしくお願いします。

 

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