<投資>金利上昇で株価が上がる業種と下がる業種!

こんにちは!投資大好きな美容師ピッピさんです!

 

日銀が段階的にゼロ金利政策の緩和を発表して、日本市場は大きく影響を受けています。

 

今回は『金利上昇で株価が上がる業種と下がる業種』について書いていきたいと思います。

 

 

金利が上がると株価が上がる業種

 

 

銀行業

 

銀行はお金を貸す側の業種になりますので金利が上昇すれば当然利益が増えます。

 

不動産をローンを組んで購入するにしても、起業しようと銀行に融資してもらう際にも

金利が低い時であればお金を借りる側は金利が低いのでお金を借りやすくなりますが、

お金を貸す銀行にとっては利益は、ほとんどない状態です。

 

政策金利が上昇すれば銀行業は利ザヤを取れるので業績が良くなり株価は上昇します。

 

リース業

 

リース業は機材や、車、などを貸すことでレンタル料を貰い収益を上げていく業種です。

 

企業や個人に何かしらの商品を貸し出してレンタル料を貰うので金利が上がれば利益が出ます。

 

金利の上昇はリース業にとっては追い風になっていきます。

 

保険業

 

保険業は保険の加入者から集めたお金を株や長期国債などで運用し利益を上げています。

 

金利が上昇すると長期金利の上昇によって保険会社が保有する長期国債の金利も上昇するので

企業の利益が上がります。

 

利益が上がれば配当金の増配も期待できますので、投資家は金利上昇した際に保険業の株を買う傾向があります。

 

 

金利が上昇すると株価が下がる業種

 

不動産業

 

不動産を扱う企業は物件の購入に多大な借入れがあるため

金利上昇が行われると銀行から借り入れている利子が大きくなるので収益が減少します。

 

不動産株は有利子負債が他の業種に比べて多いのはこれが理由です

その他に、住宅ローンが高くなるので、個人の不動産購入にも影響が出て利益が減る可能性が高いです。

結果的に投資家の売りが多くなり、株価が下落します。

 

海運業

 

金利上昇は為替に影響を与えます。

金利が上昇すると円高になりますので、輸出入の輸送コストに影響がある海運株は売りが先行する可能性が高いです。

 

ここ数年の海運株の好業績の背景には、円安によるコスト上昇で利益が大幅に上がったのも理由のひとつです。

 

利上げにより円高になれば利益が減るので投資家は売りの判断をするでしょう。

グロース株(ベンチャー企業)

 

成長株やベンチャー企業は新たに事業を拡大させるために、設備投資や研究投資に銀行から多くの資金を調達しています。

つまり自己資本比率が低く、負債が大きいので借金が多い起業であります。

金利が上がると、銀行への支払いが多くなるので企業の利益が減ります。

さらにperが高い企業は

将来の株価への期待値が高い企業

ですので金利上昇によって収益が低下する可能性が高くなるので企業の期待値も下がります。

 

つまり、期待値を織り込んだ株価の期待が下がるので、金利上昇局面では真っ先に売りが入る銘柄であります。

 

まとめ

金利が上昇すると株価が上がる銘柄は

  • 銀行業
  • リース業
  • 保険業

お金や物を貸す側の企業であります。

 

金利上昇で株価が下がる業種は

  • 不動産業
  • 海運業
  • グロース株(ベンチャー企業)

銀行に多くの借入金がある業種や、為替の変動によって利益が大きく左右される業種です。

 

今回の記事はここまでです!

今後も投資に関する記事も書いていきますのでよろしくお願いします!

 

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