<美容師コラム>美容師に向いていない人の共通点

こんばんは!美容師や美容に関する記事を書いているピッピさんです。

今回の記事は前回の続きで『美容師に向いていない人の共通点』を書いていきたいと思います。

ちなみに『美容師に向いている人の共通点』の記事はこちらです。

長い期間、大型店に働いていると色んな美容師さんに出会ってきました。

とても素晴らしい先輩や後輩も沢山いましたが、すぐに辞めていったアシスタントや中々売り上げが上がらないスタイリストも多く見てきました。

その人たちに共通するポイントが見えてきたので記事にしていきます。

ピッピさん
ピッピさん

今回も私の主観が多く含まれていますのご了承お願いします。

美容師の仕事に向いていない人

人づきあいが苦手

美容師は技術職でありながら接客業です。

物づくりが好きで練習はしっかりと取り組んでいるのですがどうしても、お客様になると自分の力を発揮できない人がいます。

話もせずに黙々とカラーリングを塗ったり、カットしたりブローをしたりとお客様とのコミュニケーションを一切しないスタッフもいます。

やはり接客業ですので最低限のあいさつや声掛けが必要なのですがそれもできない人もいます。

最低限のコミュニケーションとれない美容師さんは、よほどの技術力がない限りお客様に指名してもらえませんし、お客様の印象もあまりよくありません。

笑顔で元気のいい明るいタイプの性格の方が多少技術力が低くともお客様からは支持されます。

私自身あまり人付き合いは得意ではありませんでしたが最低限お客様に声掛けや笑顔で挨拶をしていました。

ピッピさん
ピッピさん

人を楽しませたりするような会話は出来ませんでしたが、美容に関する情報はお客様にしっかり話すようにしています。

最終的に美容師も人と人の関係性で成り立っていますので

コミュニケーションが本当に苦手なタイプの人はとてもしんどい仕事だと思います。

高い収入が欲しい人

美容師の仕事の給料事情はかなり悪いと言わざるを得ません。

日本の美容師の平均年収は300万円台で他の仕事に比べて非常に少ないです。

個の平均値はサロンオーナからトップスタイリスト、新人のアシスタントも含まれていますので平均値よりもっと低いのが現状です。

ピッピさん
ピッピさん

ちなみに私の初任給の手取りは13万円でした…

バイトの方が収入が上…

もちろん年収が500万円以上、1000万円以上の人もいますがほんの一握りの美容師で現実的には300万円台がほとんどです。

実際に私の働くサロンで「結婚するにあたってこの給料では結婚できない」という理由で辞めていく男性美容師は結構多いです。

美容師で高収入を得たいならそれ相応の努力と行動力が必要になります。

そもそもあまり働きたくない人

美容師の仕事は長時間労働にならざるを得ません。

営業時間9時間にプラスして練習や勉強会、ミーティングなどを営業後に行います。

数年前に働き方改革で幾分かマシになったとはいえ、未だに仕事場に12時間以上いるのは当たり前の労働環境です。

ピッピさん
ピッピさん

かつては18時間近く毎日職場にいたことがありました。

今考えるとヤバいです。

もちろん週の休みは1日ですし

有給休暇は都市伝説だと思っていました。

かといって営業が終わってから練習もろくにせず帰っている毎日ですと

一向に技術の習得が出来ずにずっと掃き掃除と洗い物ばかりの毎日になりますし、お給料も上がりません。

定時に帰ってそこそこの給料が貰えればいいと思うようなタイプの人は美容師に向いていませんし

美容師を本当に好きでやりたい人以外には続かない仕事なのです。

オシャレでかわいい、かっこいいからという理由だけで美容師になる人

美容師の仕事に向いている人の中でオシャレが好きな人は向いていると書きましたが実は

オシャレが好きな人も美容師に向いていない場合があります。

では何が違うかと言うと

『オシャレを消費する側かオシャレを提供する側か』

この違いは大きいです。

自分がかわいい、きれい、かっこいいファッションをすることは好きなのですがそれを提供する(生産する)のは好きではなく、あまり得意ではない人がいます。

美容師は見た目は派手だけども中身は厳しい世界だという事実を受け入れなければ

美容師になってはみたものの理想と現実の差を感じてしまいやめてしまうパターンになります。

ピッピさん
ピッピさん

美容師は意外と泥臭さい地味な仕事なんですよ

美容師に向いていない人の共通点のまとめ

今回の記事の内容をまとめると

  • 人づきあいが苦手…美容師は人と人の繋がりが大切
  • 高収入を得たい人…美容師の平均年収は300万円台
  • そもそも働きたくない人…美容師は長時間労働にならざるを得ない仕事
  • オシャレでかわいい、かっこいいからという理由だけで美容師になる人…美容師はお客様にオシャレを提供する側でなければならない

美容師の仕事は見た目以上にハードな仕事です。

仕事をしていきながら美容師の仕事の楽しさに気づき前向きに努力できる人でなければ美容師の仕事で一生食べていくのは難しいです。

私も何度も美容師を辞めようかと考えましたが、そのたびにもう少し頑張れば成果が出ると思い努力し続けたので今があります。

私の尊敬する美容師さんはいつも

「継続は力なり」

と言っていましたが本当にその通りだと思います。

今回の記事はここまでです。

今後も美容に関する記事や役立つ情報を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

それでは!!