こんにちは!投資大好きな美容師ピッピさんです!
株式投資の世界では企業の経営方針によって、業績が上がったり、下がったりする事がよくあります。
それによって株価の方も影響を受けて株価も変動します。
株価は基本的に企業の業績が良ければ価格が上がっていき、業績が悪化すると下がってくものです。
最近ではキティーちゃんで有名なサンリオが業績を回復させて株価も一気に上昇させています。
今回は『最近業績をV字回復している銘柄のサンリオ』
について書いていきたいと思います。
サンリオの企業紹介
サンリオは、日本を拠点とするキャラクターグッズの企業です。以下はサンリオの簡単な企業情報です
- 設立年: 1960年に創業
- 創業者: 創業者は小鏡貞男(Shintaro Tsuji)
- 本社: 本社は東京都目黒区にあります。
- 代表的なキャラクター: サンリオは世界中で愛される多くのキャラクターを生み出していますが、代表的なものには「ハローキティ」
- 事業領域: サンリオはキャラクターライセンス、キャラクターグッズ、エンターテイメントコンテンツの制作と販売など、キャラクター関連の多岐にわたる事業を展開しています。
- 国際展開: サンリオは日本国内外で幅広い市場で製品を販売しており、国際的なキャラクター企業として知られています。
サンリオは、可愛らしいキャラクターを通じて、幅広い年齢層の人々に親しまれています。
サンリオの株価情報と業績
まずは、サンリオの株価の情報と業績につて書いていきたいと思います。
サンリオの株価情報
- 株価…7469円
- PER …50.22倍
- PBR…10.75倍
- ROE…16.40%
- ROA…14.90%
- EPS…101.22円
- 自己資本比率…55.61%
- 配当金…45.0円
- 配当利回り…0.47%
直近の最高値からは株価は落ち着いていますが、現在でもPER50倍とかなり割高です。
しかし、ROE、ROAは日本の企業としては非常にいい数値で15%を超えてきています。
企業の資金効率のいい経営が出来ており、自己資本比率も55%財務も健全です。
サンリオの業績
年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
2019年 | 59,120 | 4,786 | 5,836 | 3,880 |
2020年 | 55,261 | 2,106 | 3,274 | 191 |
2021年 | 41,053 | -3,280 | -1,731 | -3,960 |
2022年 |
52,763 | 2,537 | 3,318 | 3,423 |
2023年 | 72,624 | 13,247 | 13,724 | 8,158 |
2021年に大きく業績を落としていましたが、なんと二年で売り上げはコロナ以前より良くなり、純利益は2倍以上に増えています。
いかにサンリオの経営が上手く軌道に乗ってきているか、業務が改善されているか分かる数字になっています。
サンリオの株主優待
ピューロランド・ハーモニーランド共通優待券
優待権利確定月:3月,9月
必要株数 優待内容 100株以上 テーマパーク共通優待券 3枚(年間 6枚) 500株以上 テーマパーク共通優待券 6枚(年間 12枚) 1,000株以上 テーマパーク共通優待券 8枚(年間 16枚) 4,000株以上 テーマパーク共通優待券 10枚(年間 20枚) 10,000株以上 テーマパーク共通優待券 12枚(年間 24枚) 50,000株以上 テーマパーク共通優待券 15枚(年間 30枚) 100,000株以上 テーマパーク共通優待券 20枚(年間 40枚) 買物優待券
優待権利確定月:3月,9月
必要株数 優待内容 備考 100株以上 1枚
(年間2枚)◆1枚(1,000円相当)
※サンリオショップ(直営店のみ)または
オンラインショップどちらかで使用可能。1,000株以上 2枚
(年間4枚)
サンリオの業績が回復している理由
サンリオの業績が回復している理由は
- サンリオピューロランドの経営回復
- アメリカでの黒字化
- ライセンス収入の増加
- 在庫率の改善
となっています。
サンリオピューロランドの経営回復
サンリオピューロランドは新型コロナウイルスの影響で入場者数の減少で赤字経営が続いていました。
しかし今年の8月の決算で黒字回復、
売上高85.8億円で前年比+44.6%
14億円以上の黒字
入場者数も100万人を突破して120万人になり、客単価も増加しています。
アメリカでの黒字化
サンリオのキャラクターは海外でも人気であり、特にキティーちゃんはアメリカで人気のキャラクターと言われています。
かつてサンリオのアメリカでの売り上げは100億円以上で利益も80億円以上ありました。
しかし2015年頃から下がりはじめ、2020年には10億円の赤字を計上しています。
そこから人気は回復基調になり、2023年は売り上げは70億円まで回復し、黒字回復しています。
ライセンス収入の増加
多くのキャラクターを世に出しているサンリオはキャラクターのライセンス料(使用料)による利益が大きいです。
キャラクターのプリントされた服、雑貨、などの商品を作る場合はサンリオにライセンス料を払い、許可を出してもらってからでないと、製造、販売が出来ません。
2022年のライセンス利益は65億円
2023年のライセンス利益は83億円まで上昇しています。
これはサンリオ単体での利益の約40%はライセンス収益です。
サンリオのキャラクターの人気自体がかつてのように回復して来ているのもあります。
強力なキャラクターコンテンツを持っている企業は他に、ディズニーや任天堂などがあります。
在庫率の改善
最近になりサンリオのトップが代わり、経営方針が変わりました。
特に在庫管理を徹底して在庫率の改善に努めた結果、原価率が35.8%から31.2%に低下しています。
販売する商品の種類の数を5000から1900まで減らした結果利益の上昇にもつながっています。
まとめ
サンリオの経営状態は現在非常にいい方向に向かっております。
現在の株価はPER60倍と割高水準になっていますが、今後下落タイミングがあれば仕込んでおくのも良い銘柄です。
今回の記事はここまでです!
今後も投資に関する記事を書いていきますのでよろしくお願いします!
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