
美容室はにはオシャレな服を着ていって髪の毛をきれいにしてもらおう!
といった気持ちでご来店されるお客様が沢山います。

美意識の高いお客様が来店されるのは美容師としてうれしい限りです。
ですが一方で美容師的に着てこられると少し困る服を着て来店されるお客様もいますし、あまりお勧めしない服もあります。
現役美容師の私が美容室に着ていかない方がいい服を3つ紹介していくとともに
なぜ着ていかない方が良いのかも解説していきたいと思います。
お客様が着てくると困る服は仕事がしにくかったり汚れる危険がある

その1 パーカー

カジュアルな装いで春、秋、冬に着ることの多いパーカー
少し肌寒いからと着てこられるお客様が沢山いますがこの服は厄介です。

私も好きでよく着ていますがお客様が来て来られると少し厄介な服です。
首後ろにパーカー部分のボリュームがあるので仕事しにくい
首回りがすっきりしておらずカットしにくいのとシャンプーをする際に襟足付近が洗いにくいです。
- 肩のラインでカットするボブ
- ミディアムヘア
- ロングヘア
などは裾の長さがパーカー部分で自然に落ちる高さにならずに仕上がりのラインがきれいにカットできません。
首周りにボリュームが出て似合わせカットが出来ない
首周りにボリュームがあるのでお客様本来の肩の位置がわかりません
お客様の体系や首の長さに対しして似合わせるカットが出来ないのが問題…
顔立ちだけでなく体系もお客様の似合わせには重要なポイント
ですのでパーカーを着ていくのは出来るだけ止めた方が良いでしょう。

パーカを着てこられる場合は脱ぎ着しやすい
前開きのジッパーがついているタイプがお勧めです。
その2 ニット素材の服

ニット素材の服は冬場によく来て来られるお客様がいますがニットは
切った後の髪の毛がニットの生地の目に入り込んだ場合とるのが非常に大変です。
女性の長い髪ならまだしも短い髪の毛は(特にショートヘア)の髪の毛は完全に取れないと言っていいでしょう。
美容師もお客様の髪の毛が首元やカットクロスからはみ出る袖の部分に髪の毛が付かないように細心の注意は払いますがそれでも少しはついてしまいます。
お気に入りのニットや高い値段で買ったニットは着ていかないのが無難です。
特にお勧めしないニット素材の服は
- カシミヤなどの高級素材のニット
- 白色のニット
- タートルネックやハイネックのニット
これらの服はついた髪の毛が目立ったり、洗濯などに注意を払わないといけないのでお勧めしません。

ニットを着て1日の仕事をしたら私たち美容師は毛まみれで大変なことになってます。
だいたい1シーズンが終わったらニットは捨ててます。
基本的に仕事着は古着でコーディネートしています。
その3 ハイネック

ハイネックもパーカーと同じで首周りにボリュームが出てしまい仕事しにくいです。
パーカーより厄介になのはカラーリングの際に襟にカラー剤がついてしまうリスクがパーカーより圧倒的に高いことです。
白髪染めをされるお客様などは襟足の生え際ぎりぎりまでカラー剤をたっぷりと塗らないと染まらないのでカラーリング剤を付けた後の放置時間に首を上に向けたりするとついてしまう危険があります。
襟足の生え際が長い方であれば、首に巻いたタオルギリギリの位置までカラー剤を塗るのでさらに危険です。
ハイネックの服としては
- ハイネックのニット
- 襟の硬い素材のシャツ
この2つは要注意です!

殆どの美容室ではカラー剤が服につかないようにカラーリング時、ラップを襟の部分にかませて直接つかないように注意を払っています。
私自身今のところお客様の服にカラー剤がついてしまった事はありません。
まとめ

- パーカー・・・カットやシャンプーがしにくく、似合わせの仕事の際に邪魔になる
- ハイネックの服・・・襟にカラー剤がついてしまうリスクが高い
- ニット素材の服・・・カットした髪の毛が服についたら目立つのととるのが大変
この3つは殆どの美容師が共感するお客様に着てこられると正直困る服のはずです。
ここには上げませんでしたが高級な服もあまりお勧めしません。
美容室はきれいになるところではありますが服が汚れてしまうリスクの高い場所でもあります。
- カットした髪の毛
- カラー剤によるシミ
- パーマ液での変色
- カラーリングのシャンプー時の泡が飛ぶ
- etc
高級な服やお気に入りの服、絶対に汚れてほしくない服などは着ていかないでおきましょう。
以上、美容室に着ていかない方がいい服3選でした!!
今後も美容室に関する内容の記事を書いていきますのでよろしくお願いします!