<投資>現金預金だけ持つのはリスクあり!物価上昇する日本で金投資はリスクヘッジになる!

  • 2023年7月14日
  • 投資
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こんにちは!現役美容師で投資大好きなピッピさんです!

 

この1年間で日本の物価上昇はここ30年ではなかったほどに上昇しています。

 

  • ガソリン代は1Lが170円台
  • 電気代は関東で30%上昇
  • ビックマックセットも600円
  • 自販機のペットボトルが160円

結構身近な物で値上がりしているのを感じます。

 

物価が上昇している=円の価値が下がっている事になります。

 

例を挙げると

2021年には100円で缶コーヒーが購入出来ていましたが

2023年は130円出さないと缶コーヒーが買えない

 

つまり缶コーヒーの価値が上がり、100円の価値が下がった事になります。

これが物価上昇(インフレ)になっていると言います。

 

ピッピさん
インフレの環境下で現金のみを持ち続けるのは資産価値の低下を意味します。

 

女性
じゃあ、現金以外でどうすればインフレの対策が出来るの?
ピッピさん
インフレでも資産を維持、上昇させる方法はいくつかありますが、金(ゴールド)に投資するのは結構魅力的だと思います。

今回は物価が上昇している日本において『現金を持つことに対するリスクと、リスクヘッジとしての金投資の必要性』について書いていきたいと思います。

 

現金のみを持つというリスク

 

円安がどのようにインフレに影響しているのか?

 

現在、特に物価上昇に影響しているのは円安

2022年1月は1ドル115円でしたが

2022年10月は1ドル151円

2023年7月13日は138円に落ち着いています。

 

円安傾向になると

  • 為替による原料の仕入れコストの増加
  • ウクライナ情勢の影響でガソリン価格の高騰もあり、輸送コストの上昇

によって

『商品の販売価格を上げないと企業は利益を出せない』

といった影響が出ます。

 

現在日本で起きているインフレは

『コストプッシュ型インフレ』

と言われていて、いいインフレではありません。

 

賃金の上昇が少なく、仕入れコストや輸送コストの上昇による物価高によって、消費者の購買力が低下しています。

 

ピッピさん
お給料が増えて購買力が上がると、企業は物を高くしても売れるので物価が高くなる→ 物価が上がって企業が利益を出して社員のお給料を上げる。 この循環が緩やかに起きるのがいいインフレです。

 

 

インフレのリスクヘッジは投資をする事

 

インフレのリスクヘッジとしては

  • 株式
  • 債券
  • コモディティー
  • 不動産

があります。

 

現在、日本円しか保有していないと想定すると、投資先として有望なのは

  • 日本株
  • コモディティー(金)

になります。

 

国債は利回りが低すぎてインフレの速度に利回りが追い付けませんし、不動産は必要になってくる資金、知識ともにハードルが高いです。

 

株式投資は値上がりや配当金などによってインフレに対応できる資産になってきますが、株式しか持たないのもリスクが高くなります。

 

コモディティーの金を分散投資の投資対象としてポートフォリオに加える

インフレのリスクヘッジと資産の分散でより資産を守れると私は思います。

 

 

 

インフレ環境下で金投資は魅力的である理由

 

金のメリット

 

金は人類が文明を築いてきたころから王族の装飾品に使用されるほど、希少価値の高い金属です。

その高い希少性は、金がとれる量に限界があるからと言われています。

 

希少性が高くなるので欲しい人は高い金額でも金を買うので価値が上がります。

歴史が長く、現物として金が長く使える金属であることが金の信用力になっています。

 

国の経済が破綻して通貨や株式、債券の価値が下がっても、金の価値は世界共通ですので

経済不安や社会不安になった際に投資家は現金や有価証券を金に換金するのです。

 

ピッピさん
金は世界共通の換金手段と言う事です。コロナショック時や戦争がおきたりすると金の価格は上昇します。金は現金や株式、債券と比べても安全資産なのです。

 

金を保有するにはETFがおすすめ

金を購入するならETFでの購入がお勧めです。

 

現物を金で保有すると保管場所をどうするかの問題がおきます。

家の中に金の延べ棒があると思うとセキュリティー上問題ありですので、銀行の貸金庫にお金を払って保管しておかなければなりません。

 

純金積み立てと言う方法も手数料や維持費に結構経費が掛かります。

 

そこで金価格に連動したETFの購入が最も理想的でしょう。

ETFであれば株式の様にリアルタイムで購入が出来、現物を家で保管しておくことがないのでセキュリティ面でも安心です。

現金に換金する際もパソコンやスマホで出来るので換金性にも優れます。

ただしETFであっても信託報酬はかかりますし購入時や売却時に手数料が必要になります。

 

おススメのETFは純金上場信託です。

純金上場信託(1540)

ETFの中では比較的少額で金を購入できます。

2023年7月では1株当たり8297円で購入できます。

経費は0.49で低いのも魅力の一つ。

 

SBI証券や楽天証券でも購入可能で買いやすいのも魅力です。

 

ピッピさん
私も楽天証券にてこのETFを保有しています。

金をポートフォリオに組み込む際の現金と金のバランスに気を付ける

 

では金をどの程度保有するのが良いのでしょうか?

結論はどの程度リスク許容出来るか?で決まってくると私は思います。

 

<リスクを多少とっていくポートフォリオ例>

  • 株式70%
  • 現金10%
  • 金20%

株式の比率を上げていけばいくほどリスクは上がっていきます。

いくら現金がインフレに弱いと言っても、金では食品は買えませんし、病院での支払いも出来ません。

緊急時のために最低限の現金は用意しておく必要があります。

現金が少ないのもある意味リスクの高い状態であるのです。

<リスクを抑えたいポートフォリオ例>

  • 株式50%
  • 現金25%
  • 金25%

株式の保有割合を低くして、安全資産の現金と金の比重を上げましょう。

インフレの環境下で有れば現金と金の比率を半々にしておくと、物価上昇に対して金の価値上昇によってインフレ対策をしながら

しもの為に現金もある程度持っているのでフットワークが軽く対応出来ます。

多くの投資家の方が言っているのは
『金は全体の30%までにしましょう』
と言っています。

たしかに金はインフレに強い安全資産ですが、それ自体が何も生み出さないですし、株価と比べて価値の上昇は低いのです。

メインは株式で金はあくまで、ポートフォリオの脇役として考えておいた方がいいでしょう。

今回のまとめ

 

 

現金のみはインフレに弱いので物価が高騰している日本ではそれ自体がリスクになっています。

対処法は

  • 株式を保有
  • 金を購入する

といった方法がインフレに対応する方法になります。

 

その中で金がお勧めな理由は

  • 世界中で価値が高い認識がある
  • 有事の際に金は価格が上がる
  • 国や企業のように破綻しないので安全資産である。
  • インフレ時は金価格は高くなっていく傾向にある

 

そして金を購入するならETFでの購入がいい理由は

  • 換金性の高さ
  • 維持費が低め
  • リアルタイム取引が可能
  • 現物を保管しておかなくていい

といった理由があります。

 

資産が増えてくると分散投資をして自分の資産を守っていく必要性があります。

若いころはなんでお金持ちの人は株や金、不動産を買うんだろうと思っていましたが

今なら少し理解できます。

 

金融知識が多くなってくると現金のみを持つというのがいかにリスキーなのか気づかされました。

 

現在は高配当株メインの投資をしてリスクを取りながら株式を保有していますが資産が増えるにつれて金の保有割合を増やしていきたいと考えています。

 

今後も投資に関する記事を書いていきますのでよろしくお願いします。

 

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