こんにちは！投資大好きな美容師ピッピさんです！
投資をしていれば必ず聞くワード、それが『債券』です。
株式投資は皆さんされている方も多いと思いますが、債券って結局何なのかよくわからない投資対象です。
ですが投資家やファンドなら必ずと言っていいほどポートフォリオに組み込んでいる債券。
今回は『債券とは何か？債券と株式の関係性』について記事にしていきたいと思います！
債券ってなに？
債券の特徴を解説する前に、債券には種類がいくつかあります。
それらをまず解説していきます。
債券の種類と解説
国債
政府が発行する債券で、国の財政を支えるために使用されます。
国債は一般に高い信用力を持ち、リスクが低いとされていす。
社債
企業が発行する債券で、資金調達の手段として利用されます。
社債は企業の信用力に依存し、金利が異なります。
地方債
地方自治体や都市が発行する債券で、公共事業の資金調達に使用されます。
優先株式債券
優先株券債券は、一般的な優先株式の特徴を持つ債券です。
これらの債券は一般の債券よりも優先権を持ち、利子が支払われる前に優先的に支払われます。
コンバーチブル債券
コンバーチブル債券は、将来の特定の条件下で株式に転換できる債券です。
投資家は将来の成長に期待してこれらの債券を購入することができます。
インフレ連動債券
インフレ連動債券は、インフレ率に連動して利子や元本が調整される債券です。
これにより、購入力の保全が可能です。
ゼロクーポン債券
ゼロクーポン債券は利息を持たず、割引債券とも呼ばれます。
これらの債券は元本が額面で返済されるまでの一定期間を持ちます。
永久債
永久債券には満期がなく、発行者が元本を返済する義務がない場合があります。
利子は通常、無期限に支払われます。
国債と株式の関係性について
今回特に注目したいのは国債です。
国債が投資の世界では最も広く投資されていますので今回は国債について深堀していきます。
逆相関
国債と株式のやリターンは一般的に逆相関の関係にあります。
つまり、国債価格が上昇すると、株価が下落し、逆もあります。
この逆相関は、一般的に国債の方が、株式より価格の変動も少なく、リスクが低いと言われています。
景気が悪くなると投資家がリスクを避けて安全な国債に資金を移すので、市場の株価が下がり、国債の価格が上がるのです。
なので。経済の不安が高まると、投資家は株式市場から国債市場に逃避することが多いです。
リスクオフとリスクオン
世界的な経済政治の出来事によって、市場心理や変動します。
不安定な時期には、投資家はリスクを回避し、リスクの低い資産、国債やゴールドに資金を移す傾向があります。
この状況を「リスクオフ」と呼びます。
一方、経済が安定しているときや成長が期待されるならば、株式市場が好調となり、これを「リスクオン」と呼びます。
金利の影響
国債は国債価格は市場金利と密接に関連しています。金利が上昇すると、新たに発行される国債がより高いクーポン利回りを提供するため、既存の国債の価格は下落します。金利が上昇すると、国債からの収益が増加し、これが株式市場から資金を引き寄せる可能性があります。
景気の循環
国債と株式の関係は、経済の景気循環にも影響されます。
景気の拡大期には株価が上昇し、国債価格が下落する傾向があります。
一方、景気の後退期には株価が下落し、国債価格が上昇することがあります。
国債は景気の低迷からの保護として機能することがあります。
インフレーションへの対応
インフレーションの勢い高くなると、国債の金利より、物価の上昇率の方が高くなるので投資家は国債を手放す傾向にあります。
逆に株式はインフレに強い投資対象なのでインフレの時は株式価格が上昇します。
今回の記事のまとめ
国債と株式は投資市場において相互に影響し合う資産クラスであります。
資産や経済の状況に応じて相対的な魅力が変化します。
投資家は自身のリスク許容度、投資目標、考え方環境などを考慮して、適切と株式を組み合わせてポートフォリオを構築し、リスクとリターンのバランスを調整することが重要です。
